僕は近くでものを見てしまうクセが昔からある。
いわば短絡的に物事を見ては、失敗を繰り返していた。
近くで見るものも、少しの距離を置くだけでも、また違った視点で見える。
ほんのちょっと、1センチでいい、距離を置いて物事を見るだけで全然違うのだ。
思考、考え方にしてもそう。
今こう考えているが、この考えで結論を出す前に、別の視点から考えてみようと思うだけでも違った思考の道筋ができたりする。
また、こんなことわざも存在する。
【木を見て森を見ず】 ーきをみてもりをみず
【意味】
小さいことに心奪われて、全体を見通さないことのたとえ。
ゴールはトータルで決まるものも、重要なことばかりに目をとらわれて、些細なことで結果を得られない。
なんてことも、十分にあり得る話であるということ。
そうならないために、全体を大きく見渡す俯瞰した視点と思考である。
近くで見たらもっとも様に見えるものも、全体を見渡したら不恰好。
なんてことが、当たり前なのだ。
結論、答えを出す前に、見直して俯瞰しないといけない。
振り返ることは悪くない。
一歩引いて、全体を見渡して、納得したら答えを出そう。
どんな時でも、冷静であることが大切なんだよね。
あわてず、落ち着いて、順序だって、なおかつ一歩引いたりしてみてもいいんだよ。
周りを広く見て、気づける人間をめざそう。